ヴィクトリア朝中期のシルバー・プレート製ビスケット・ウォーマー

ヴィクトリア朝時代、このようなウォーマーにスコーンなどを入れて暖炉の前に置いて温めていました。
金属(特にシルバー)は熱伝導率が高く、一度温まると温度がなかなか下がらないため、
中のスコーンがいつまでも温かい状態で楽しめたためです。
ガーデン・パーティーやピクニックなどでも大活躍したそうですよ。

こちらは大変珍しく貴重な、ヴィクトリア朝しかも中期に作られたビスケット・ウォーマーになります。

メーカーはビスケット・ウォーマーの第一人者Fenton Brothers。
最近ではリプロダクションが数多く出回っており、なかなか本物に出会えなくなってきていますが、こちらはヴィクトリアン・ロゼンジと呼ばれるパテント・マーク付き、正真正銘のヴィクトリア朝のお品です。
このヴィクトリアン・ロゼンジ、なんと登録された年だけでなく日にちまで分かる優れもので、間違いなくヴィクトリア朝時代のものを手に入れたい場合はこちらのマーク付きのものをお探しになるとより確かかと思います(ただし数は多くありません)。

※花瓶は含まれておりません

材質:シルバー・プレート
産地:英国シェフィールド
メーカー:Fenton Brothers
年代:1877年1月15日登録
サイズ・重さ:W19.5cm D15.8cm (オープン時は31.0cm) H25.0cm / 1600g
コンディション:経年によるシルバー・プレートの剥げ、全体的な黒ずみ、多少の歪みは見られますが、150年近く昔のアンティークとしては良好な状態で、重厚感のある素晴らしいお品です。
販売価格
165,000円(内税)
購入数